今年の夏はいつもと違います。
小児科にくる子どもたち、皆さんマスクをしっかり着用してきます。
可愛い絵柄のマスク「ママが作ってくれたのよ。」と笑顔いっぱいの子どもたち。
個性豊かなそれぞれのマスクから母の愛情を感じます。
ふと男の子の横顔をみると、マスクのゴムの部分が、ばってんになっています。
??? いつの間にか裏と表がひっくりかえっているのです。いつから‥?(笑)
別の男の子、マスクをつけていたはずが‥スルスルスル‥マスクが子供の口の中にすいこまれていきます。あっ!たべちゃった!
ママに叱られて、べちゃべちゃマスクが再登場です。子どもの手にかかったらなんでも遊びグッズに大変身ですね。
でも、コロナ感染を考えると マスクしっかりしていきたいですね。
さて、夏はマスクの使用について気をつけていかなくてはなりません。
誤ったマスクの使用方法が熱中症をひきおこしてしまうからです。
屋外で人と十分な距離が確保できる場合には熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずしましょう。
また、マスク使用中はマスク内の湿度が上がるために喉の渇きに気づきにくいことがあります。喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をしていきましょう。
特に、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障がい者の方々は、より注意する必要があります。周囲の声かけが大切ですね。
これから日本は夏本番!
あの暑さでコロナが退散してくれることを願うばかりです。
岩下智子(小児科看護師)