秋といえば・・・ハロウィン!8回目の「きょうだいさんの広場」はハロウィンパーティーを開きました。2024年10月6日(日)、済美養護学校体育館に年長から小学6年生まで19名(午前7名、午後12名)のきょうだいさんが集まりました。前回とても参加希望者が多かったので、今回は午前と午後の2回開催です。
ハロウィン気分でワクワクのきょうだいさんもいれば、初参加でドキドキのきょうだいさんも。まずは「おばけ運びリレー」で心と体のウオーミングアップ。
そしてロープを使ったトーキングでは、好きな遊びや最近のできごと、おうちの人に言いたい事などいろいろ話しました。パパ、ママへの不満もあれば、自分にもっと関わってほしいという本音もポロリ。はにかみながら「何もない」と言うきょうだいさんの言葉の奥にもいろいろな気持ちがあることを感じました。
【工作タイム】
今年はハロウィン仮面つくりに挑戦!ネコ型、コウモリ型、ヒーロー型など好みの型を選んで、シールやキラキラテープなどで飾りました。宝石シールをいっぱいつけた貴婦人風、目玉がついたモンスター風、かっこいい戦隊ヒーロー風。個性あふれる仮面ができました。そして、仮面と衣装を着て、記念撮影。プレゼントされたチェキ写真にも興味津々でした。
【お菓子ゲットゲーム】
後半はお待ちかねのお菓子ゲットゲーム。「射的」、「おかしつり」、「じゃんけん大魔王」の3つのコーナーを回り、ボランティアさんと楽しくやりとりしながらお菓子をゲットしました。ゲーム担当のボランティアさんはいろいろ考えて、きょうだいさんが楽しめるように工夫してくださいました。
何回も来てくださるボランティアさんも増え、今回は高校生になったきょうだいさんがボランティアとして来てくれました。頼もしい限りです。
「こんなにお菓子とれたよ」「ゲーム楽しかった」と、ニコニコと手を振りながら帰っていくきょうだいさんたち。「またね」と、ボランティアさんも笑顔で見送りました。
何回も参加しているきょうだいさんもいれば、初参加のきょうだいさんもいます。すぐに人に慣れて話をするのが好きなきょうだいさんもいれば、ゆっくりと場に慣れて少しずつ伝えてくれるきょうだいさんもいます。当たり前のことですが、きょうだいさんはひとり一人みんな違います。好きなものも違うし、性格も違う。おうちでの家族とのかかわり方もみんな違うでしょう。ひとり一人違うきょうだいさんが、「きょうだいさんの広場」に行ってみようと思ってくれたのが嬉しいです。
だからこそ、それぞれのペースでそれぞれの楽しみを見つけてくれたらいいな、と思います。何となく気になる広場、ちょっと覗いてみたくなる広場として続けていけたらと思っています。