英国心理士(BACP・英国カウンセリングサイコセラピー協会認定カウンセラー)前田節子さんによる子育て支援コラム第3号です。
今回のテーマは「心の声」
子育て中のママはもちろん、毎日を慌ただしく過ごしていると、私たちは自分の気持ちに無頓着になりがちです。
だけど、自分の心の声に耳を傾けることは、自分のためにも、他の人のためにも大切なのです。その理由は何でしょう?
おチビさんがいるママは、「世界一忙しい」!
何かをしなければならない、といったことはなくても、一日がバタバタ、ノロノロ。達成感を感じることもなく、何となく一日が過ぎていきます。ただ、ママにとってはバタバタ、ノロノロでも、それはおチビさんが成長するためには、とても大事な栄養です。
そんな大変な日々の中でママができることは、「自分の気持ちを意識すること」。
「え?なんで?」と思われるかもしれませんが、自分の気持ちを分かっていない人って多いんです。自分の気持ちが分からないと、その対処も分からないので、気持ちが下がってくることにつながります。
やり方は、簡単。何かしている時に、「私、今、うれしい?悲しい?怒ってる?不安?」と自分に聴いてみてください。そして、答えがでたら、「そうなんだね」と自分の気持ちを受け止めてください。
「気持ち」に、良い悪いはありません。自分の気持ちを受け入れられるようになると、そう感じた理由も分かるようになって、対処できるようになりますよ。
自分の気持ちが分かるママは、人の気持ちも分かるママです。気持ち美人になりましょう!
*このコラムは、幼児期のお子さん持つ親御さん向けに書かれたコラムを転載させていただいています。
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