アンガーマネージメントってどんなことするの?

投稿者: | 2021年11月14日

アンガーマネージメントでは、怒りを一方的に悪いものとみなすわけではありません。
自分の怒りの感情に向き合って、そこにあるいろいろな思いに目を向けたりしながら、怒りとのつきあい方を考えていきます。
今回の学習会ではそれを2回にわけてお話いただくのですが、第1回の内容をちょっとご紹介してみます。

第1回のテーマは「自分の怒りのタイプをみてみよう」。
同じ「怒る」でも、人によっていろいろな表現がありますよね。
ドッカーンと怒る人、静かに怒る人。怒りが人に向かう人もいれば、モノに向かう人もいる。怒りを感じてもぐっと我慢する人もいます。
この人に対してはこう怒るけれど、この人に対してはこうなる、ということもありませんか。
私はけっこう、相手と内容によって違います。怒りを一瞬で感じるシチュエーションもあれば、何かひっかかるなあとモヤモヤしたあげく、「あ、私怒っているのか」と気づくこともあります。

この学習会では、自分の怒りのパターンは、育ちの中で気づかぬうちに学習してきたもの、という視点で考えてみます。
育ちといえば、いちばん近くにいたのは親ですね。
自分の親はどんな風に怒りを表現していた?もしくは、怒る人に対してどういう対応をしていた?
そこから、今の自分の怒りの表現や怒りへの態度とのつながりを考えていきます。

怒りに限らず、自分の行動を変えようとする時には、自分のもっているパターンに気づくことが必要です。
その上で、具体的にどうやって怒りを受け入れていくのか…。具体的な方法をご紹介する第2回につながっていきます。
この他、にじもびきょうだい児支援講座ということで、きょうだいの心理や親御さんの心理などにもふれていきます。

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