「わあ、大きくなったね。」「大人っぽくなったね」。オンラインの画面に映るきょうだいさんに思わず声をかけました。
9回目の「きょうだいさんの広場」は2025年3月9日(日)、栃木のSHAMSとのコラボでオンライン開催しました。午前の小学生の部には18名、午後の中高生の部には2人のきょうだいさんが集まりました。
小学生の部は恒例の「とぶよクイズ」や「シルエットクイズ」等で遊び、きょうだいワークで好きなものや最近のようすなどを話しました。画面を通してのやり取りなので、数字カードや色のついたもので答えたり気持ちを伝えたりしました。お楽しみ工作は、卵型のカプセルを使って「ダンシングたまご」を作りました。カプセルの中にビー玉を付けると踊るようにゆらゆら動くので、自分の好きな顔や飾りをつけてオリジナルのたまごを完成させました。羽をつけてみたり、かわいい服をきせてみたり、工夫がいっぱいでした。
午後の中高生の部は2人の参加でした。本当はもう少し申し込みがあったのですが、部活の都合で出られなくなった人もいました。忙しいスケジュールの中でも参加したいと思ってくれたのは嬉しいです。中高生の話をきいて、興味の広がりや実行力に感心しました。家での生活、学校での生活に加えて、もっと広いコミュニティでの活動に挑戦しようとしていました。新しいことに挑戦しようとするきょうだいさんを応援したいと思うと共に、それを後ろから支えてくれている家族や周りの人たちがいることも実感しました。
オンラインきょうだいさんの広場で会えるのは、年に一度。数年ぶりに会うきょうだいさんもいます。その間の心身の成長は驚くほどです。きょうだいさんは毎日、どんどん進んでいます。それぞれの年齢での楽しさもあれば悩みもあるでしょう。日々、進んでいくきょうだいさんの変化を見ながら、その成長を応援できる活動をしていきたい、と改めて感じたイベントでした。



