小児科医の池中晴美先生からの2つめのメッセージです。
多くのお子さんと親御さんに寄り添ってこられた池中先生。
大らかであたたかいまなざしが伝わってきます。
ただただ風に吹かれる、そんなときがあってもいい
学校で嫌な思いをした子に伝えたい。
あなたの目の前に居る人間がすべてではない。
その人の後ろとかあなたの後ろに居る人の方が、目の前にいるその人たちよりずっと多い。
だから、今の関係がすべてと思う必要がないの。
素敵な出会いが必ずある。それがここではなかった。今じゃないだけ。
居たい場所に居ればいい。
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困ったことをしてしまう子＝いけない子ではないのです。
いけないことをしてしまっても、いけないこと、それが彼らのすべてを表しているわけではないのです。
それは彼らのほんの一部。そのほかの大部分は、ハート型でできているはず。
人間はみな、だれもがすべて、まん丸じゃない。飛び出したところがちょっと目立っただけ。
しんどい時はしんどいでいいんだ。
叫んでいいんだ。泣いていいんだ。
助けて！って言っていいんだ。
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その子と同じ目線になったら、景色が同じに見えるよ。
同じ年に戻ってみたら、心がわかるよ。
とことん好きでいてほしい。
とことん信じていてほしい。
胸を張って言ってほしい。あなたが大好き、あなたが大好き。