活動地域
東京の城西地域(主に杉並区・中野区近辺)
にじいろもびーるの願い
きょうだい児が、のびのびと健やかに育ちますように
きょうだい児と家族が、地域の中で安心して生活できますように
きょうだい児とその家族を含めた誰もが、暮らしやすい社会になりますように
なぜきょうだい支援が必要なの?
近年、障がいや病気のある人への当事者支援に加え、家族支援の必要性も認識されつつあります。しかし、きょうだい児は、社会の中でスポットのあたりにくい立場といえます。
きょうだい児は、しっかり者で頼りになる存在だったり、周囲の期待に応えているいわゆる「よい子」だったりしますが、実は毎日の生活の中で不安を抱えたり、人知れず困ったりしていることがあります。
きょうだい児の悩みは成長とともに変化し、大人になるに従って自分の人生の選択場面で葛藤することもしばしばあります。
また、最近はヤングケアラー(何らかの介護が必要な家族がいる場合に、家事や様々なケアを日常的に行っている子ども)という視点からも、きょうだい児の支援の必要性があげられています。
きょうだい児の気持ち:詳しくはこちらをクリック
子どもにとって大切なのは、「ひとりの子ども」として安心して育つことができる環境があること。
そのためには、まわりの人がきょうだいの気持ちを温かく受けとめながら、いろいろな形で支えていくことが大切です。
きょうだいにとって大切なこと:詳しくはこちらをクリック
なぜ家族にも支援が必要なの?
きょうだい児のことは、親だけが頑張ればよいのでしょうか?
そんなことはありません。
障がいや病気の子どもがいる生活で生じる様々な負担や、きょうだい児と社会の関わりを考えると、それは親だけで対応し解決できることではありません。きょうだい児は社会が支えていく必要があるのです。
そして、常に頑張っている親自身にも支援が必要だと考えます。
きょうだいのためにも、障がいや病気のある子どものためにも、親自身のためにも、ひとりで抱え込まないこと。それが大切です。
「にじいろもびーる」の由来
家族や社会は、ひとり一人が独立しつつも互いに影響しあい、
バランスをとって成り立っています。
それは、まるでモビールのよう。
きょうだい児とその家族、支援者やまわりの人達がつながりあって
虹のように彩り豊かな生活を送れることを願って「にじいろもびーる」と名付けました。