親子であそんで、楽しんだよ! 2022年7月3日 杉並区立済美養護学校
暑い日曜日の朝。ちょっとはにかみながら、小学生のきょうだいさんとお母さん3組がやってきました。
今日の主役はきょうだいさん。
きょうだいは、日常の生活で我慢したり「ぼくがやらなきゃ」と肩に力を入れていることがあります。お母さんやお父さんも、きょうだいのことを気にしつつも時間に追われる毎日。
そこで、きょうだいを主役として大歓迎して、親子でいっぱい楽しんでもらおう、というのが「きょうだいさんの広場」です。
きょうだいのヒーロー「シブレッド」参上!
まず登場したのが赤い仮面のシブレッド。きょうだいと遊ぶために全国どこへでも駆けつけます。楽しい遊びをたくさん携えて大阪から東京に参上しました。
本気と笑顔があふれる時間
親子で向かい合ってのゲーム、家族対抗のクイズ、みんな真剣。
後半は体育館を使って鬼ごっこしたり大きな風船で遊んだり。大学生のお兄さんお姉さんが大活躍です。
ハイライトは、お菓子ゲット輪投げ!
目の前に広がるお菓子の山に子どもたちはテンションMAX。新聞紙で作った輪を投げてお菓子をねらいます。
お母さんも子どもの期待を背負ってチャレンジしましたよ。
宇宙を創る「ギャラクシーボトル」
瓶の中に綿をつめて、水と絵の具とラメで小宇宙を作ります。それぞれにイメージを膨らませて色使いやラメの配置を考えて・・・繊細に配置していく子もいれば、大胆に飾りを投入していく子もいて、個性が光っていました。お母さんも真剣そのもの。親子で互いの作品をチラッと見ながら「おお、やるなあ」と感心しつつもライバル心もメラメラでしたね。
また会おうね!
きょうだいさんたちは「また絶対来たい」「今度はいつやるの?」「楽しいゲームをありがとう!」と言いながら笑顔いっぱいで帰っていきました。2時間、お母さんを独り占めできて、同じ立場の友達やシブレッド・ボランティアとめいっぱい遊びましたね。
お母さんもわが子と遊びながらご自身も楽しむ時間となったようです。「他のきょうだいや親たちと知り合う機会は子にとっても親にとっても貴重です」という声も聞かれました。
しぶたねさんは「会場をきょうだいさんを思うあたたかい気持ちでいっぱいに」とよくお話されていますが、まさにそのような空気で満ちていました。親子の笑顔とスタッフの笑顔が交差して、楽しさや愛しさを伝え合えた時間だったのではないかと思います。
これが地域での対面活動の第一歩をふみだしたにじいろもびーる。これからもきょうだいさんの広場を開催していきたいと思います。
*このイベントは、「コープみらいくらしと地域づくり助成」の助成金をいただいて実施しました。