シブリングサポーター研修ワークショップをふり返って

投稿者: | 2022年10月22日

季節はもう秋になってしまいましたが、さる7月2日土曜日、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにて、NPOしぶたねさんのシブリングサポーター研修ワークショップを開催しました!
どうしても対面で開催したかったシブサポ、遅ればせながらご報告です。

午前の部は基本編として、しぶたね理事長の清田さんから「きょうだいの気持ち」について講義を受けました。お話にひきこまれて、あっという間に時間が過ぎました。グループワークでは架空のきょうだいの言葉に基づいて、大人はどんな声をかけられるか一生懸命考えました。

午後の部は学んだことをもとに実践編として、実際にきょうだい支援でおこなっている活動を体験しました。
きょうだいのヒーロー・シブレッドさんが遊びの数々を紹介してくださいます。
名札にニックネームを書いて、それだけで距離がぐんと近くなる感じ。輪になって指でおにごっこをするような「キャッチ」、ビニールテープを巻いた風船ボール(巻くときのスリル&飛ばせるようになる)を使った遊び、5人1組で同時に叫んだ言葉を当てるステレオゲームなどをおこなううちに、身体も心もほぐれていくのを実感しました。

しぶたねさんが活動の際に工夫されているポイントは6つ。どれもなるほど・・・!と思われる奥深さです。
①失敗しても大丈夫!(わざと大人が間違えてみる)、②勝ち負けはなるべくつけない(みんなほめる)、③その子に合わせる(プログラムに合わせる必要はない)、④いろいろな遊びを組み合わせる(どれかがピタッとくるかも)、⑤自由時間も大切(終了後の余韻も)、⑥惜しみなく「大好き」を伝える! 

その他、オンラインでもできる遊びなども含め、どれもみんな「きょうだいが笑ってくれたらうれしい」という大人たちの気持ちがたっぷり詰まっていて、その温かさに浸った一日でした。
そして、この日はシブリングサポーター1500人突破の記念日にもなりました!

にじもびでも、今後たくさんのきょうだいさんたちとあたたかい笑顔の時間をもてますように!